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日日日影新聞 (nichi nichi hikage shinbun)

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カテゴリ:国宝建造物( 32 )

永遠の建築・三十三間堂

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今年の1月の終わりの

京都・国宝建造物採集で

最も印象に残ったのは、

三十三間堂でした。

初めての見学ではなかったはずですが、

内部空間に足を踏み入れた瞬間、

衝撃で身体が凍りつきました。

空間から「建築の永遠」を感じたのです。

今まで建築から

「建築の永遠」を感じたことが

あっただろうか・・・、

と、茫然と立ちつくしてしまいました。

なぜそう感じたのか・・・。

三十三間堂は22m×120mという

世界最長の木造古建築で、

千体の観音菩薩像を安置しています。

この細長い空間に千体の観音菩薩像を

安置するだけでは

「建築の永遠」は生まれません。

僕は「架構の連続」にあるのではないかと

堂内で思いました。

観音菩薩像と共に

34本の同じ架構をひたすら連続させることで、

内部空間に遠近法の空間を生み、

永遠の空間を

演出したのではないかと

僕は読み解きました。

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三十三間堂を見学してから、

ずっと三十三間堂の図面を

探しているのですが、見つかりません。

建築学会図書館に行っても、

修理報告書も関連する図書もありません。

神田の古本街でもみつかりません。

そもそも三十三間堂の資料が

極めて少ないのではないかと疑うほどです。

とりあえず平面図は見つかりましたが、

僕がもっともほしい資料は、

断面図もしくは軸組図です。

連続する架構の図面なのです。

これからもあきらめずに

探してみようと思っています・・・。

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三十三間堂は、

正式には蓮華王院三十三間堂

(れんげおういんさんじゅうさんげんどう)

という名前です。

1164年、後白河上皇のために平清盛が

建築(寄進)したものだとされています。

現在の姿は焼失後に再建されたものです。

同時期に平清盛が建築したもので

有名なのは広島の

国宝建造物・厳島神社です。

三十三間堂も厳島神社も

「超」がつくほど名建築です。

平清盛の設計力が圧倒的であることを、

この二棟が証明しています。


※堂内の写真は、

「古寺をゆく・三十三間堂」(小学館)

からの引用です。




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by y-hikage | 2017-03-12 12:53 | 国宝建造物 | Comments(0)

南禅寺方丈の軒裏

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1月の末に見て歩いた


京都の国宝建造物の中で、


南禅寺方丈は、


三十三間堂に次いで


印象にのこるものでした。


日本の建築は屋根や軒先・軒裏まわりを


どう見せるかが設計の中で


特に重要とされています。


その意味で、


南禅寺方丈の軒まわりは国内でも


美しい部類に入るのではないかと


見学をしてみて思いました。


枯山水庭園に面した


こけら葺きのおおらかな屋根の美しさと


広縁のゆったりとした空間は


時の流れをわすれさせてくれます。

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南禅寺方丈の特徴のひとつに



軒裏の意匠があるとも思いました。

屋根を支える部材のひとつである

垂木(たるき)は、目立つことから

多くの苦心が払われてきました。

垂木の並べ方や間隔だけでなく、

垂木の上下の配列も

一段(一本)、二段(二本)、三段(三本)と

建築の様式や格によって使い分けられます。

専門的にはこれを、

一軒(ひとのき)、

二軒(ふたのき)、

三軒(みのき)

と呼んで区別しています。

二軒の場合、

下の垂木を地垂木(じだるき)、

上の垂木を飛櫓垂木(ひえんたるき)

と呼んでいます。

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南禅寺方丈の軒裏の垂木を見て、

「おや?」っと

思ったのは二軒に見えて実は、

三軒になっていることでした。

こけら葺きの屋根は段葺きになっていて、

その段葺きのちょうど境目のあたりで

三軒に切りかわり、

まるで後付けのように

薄い軒先(一軒)に変化しています。

あくまでも僕の仮説ですが、

普通に軒先をおさめると

軽快さが失われるため、

軒先を薄くするための

工夫なのではないかと思いました。

よく見なければわからない、

さりげないのですが

実は高度な技術が隠されている・・・。

この設計姿勢は共感するところが大きすぎます。

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基本的なことですが、

実際の屋根の勾配と

軒裏に見える垂木の勾配はことなります。

軒裏に見える勾配はかなり緩勾配です。

この化粧勾配は

ものすごく大切な要素だと思います。

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方丈の前の枯山水庭園。

小堀遠州の作庭だと言われています。

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塀越しに見る、南禅寺方丈の屋根・・・。

とても美しいと思うのです・・・。



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by y-hikage | 2017-03-01 14:37 | 国宝建造物 | Comments(0)

金閣寺と銀閣寺

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1月の末に京都の国宝建造物のひとつ

慈照寺銀閣を見たあと、

金閣を見てみたい衝動にかられて、

すぐに金閣に向かいました。

金閣は高校の修学旅行で

見学したときから見ていないので、

国宝建造物ではないのですが、

銀閣と比較してみたいと思ったのです。

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かつてブルーノタウトが桂離宮を高く評価し、

日光東照宮を酷評したように、

現代の建築の眼は、

どちらかというと装飾に否定的です。

僕も桂離宮のモダンデザインに

通じる美しさは十分に認めますし、

日本建築の中でも好きな建築のひとつです。

かといって装飾過多に見える

日光東照宮を否定する気持ちにはなれません。

日光東照宮を見ると、

彩色や彫刻に目を奪われてしまいますが、

自分の心の中で

彩色や彫刻をはがしてみると、

美しい木割りや矩計りが

存在することがわかります。

とても短期間で設計し

工事をおこなったとは思えないほど、

設計力の高さに驚くのです。

鹿苑寺金閣(ろくおんじきんかく)の場合も

同様に金ぴかのピカピカな印象が

前面に出てきます。

金閣を心の中で金箔をはがしてみて

冷静に見つめなおしてみたいと考えました。

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37年ぶりに見た鹿苑寺金閣は、

この世と思えないぐらいに

圧倒的な美しさを放っていました。

周到に計算された全体のバランス。

屋根まわりの美しさ。

極限まで見えがかり部材の量を

減らした緊張感。

金箔を張ることを前提に

設計したと思いますが、

銀閣のどこかむっくりとした感じにくらべ

建築がシャープです。

金閣は三層(三階建て)の楼閣建築です。

一層目は白木づくりとして、

二層目と三層目を

全面金箔張りとしています。

この一層目を白木づくりとしたところが

究極なコンセプトで、

まるで建築が浮遊しているかのように

演出しています。

その演出を池の水面に映っている

二層目と三層目の金色が

浮遊感の効果を高めています。

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鹿苑寺金閣は、

足利義満が舎利殿として

応年五年(1398年)に建築したものです。

下の二層は和洋住宅風であるのに対し

三層目は禅宗様仏堂に造られた

混合様式としています。

一方、国宝建造物:慈照寺銀閣は、

足利義政によって長享三年(1489年)ごろに

建築されたものです。

下層は書院造仏堂風に、

上層は禅宗様仏堂風に造られています。

金閣は、もともと国宝建造物でしたが、

昭和25年(1950年)に

放火によって消失したため、

国宝指定を解除されてしまいました。

現在の姿は、

昭和30年(1955年)に再建されたものです。

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余談ですが、

金閣の雨といはとても個性的です。

屋根と建物を守るためと

タテといを設けたくないために、

超!跳ねだしの雨といにしています。

金色の「超!跳ねだし雨とい」に驚きました・・・。



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by y-hikage | 2017-02-27 12:36 | 国宝建造物 | Comments(1)

清水寺本堂の屋根の葺き替え

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前々回の記事で


国宝・清水寺本堂について書きましたが、

ひとつ書き忘れたことがありました。

清水寺本堂の檜皮葺の屋根が50年ぶりに

葺き替えられるという記事を

新聞で読み驚きました。

工事は2月6日から

開始されると書いてあったので、

1月末の見学は

ぎりぎりセーフだったことになります。

工事は2020年まで続くようで、

4月ぐらいから建物は

すっぽりと素屋根で覆われるので

外観はしばらく見ることができなくなります。

1月末に見ておいて本当によかったです。

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by y-hikage | 2017-02-15 13:08 | 国宝建造物 | Comments(0)

国宝:清水寺本堂の東側立面

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128日と29日、

京都市内の国宝建造物採集のひとつである

清水寺は、

観光地としてあまりにも有名なお寺です。

当日も参道は、鎌倉の小町通りのように

人混みで渋滞していました。

〇〇〇  〇〇

国宝建造物である清水寺本堂は、

山の斜面にせり出した舞台は

懸造(かけづくり)によって持ち上げられています。


この懸造は139本ともいわれる

ケヤキの長大な柱と貫によって


組まれていて、見る人を圧倒させます。

下から見上げても良し、

舞台の上から眺める

京都の風景もまた人々を魅了させます。

〇〇 〇 〇〇 〇

僕は清水寺本堂の懸造舞台も

素晴らしいと思いますが、

清水寺本堂で最も好きな部分は、

東面からみる屋根の曲線です。

大屋根のむくり屋根と

翼廊(よくろう)の反った屋根との

曲線の調和がとても美しいと思うのです。

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清水寺本堂は、九間×七間の寄棟造りに

正面東西に入母屋造りの翼廊を出して

楽屋とし、その間を舞台としています。

寄棟の屋根はむくらせ、

翼廊の屋根をそらせる手法を採用し、

この二つの曲線が

破たんすることなく美しく調和しています。

この東側から見る

屋根の景色を見るだけでも

一見の価値があるというものです。


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清水寺本堂、南側正面
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懸造(かけづくり)見上げ

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清水寺本堂、東側立面

美しい檜皮葺き(ひわだふき)屋根の曲線

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清水寺本堂の断面図・・・。

国宝:清水寺本堂は、

徳川家光の寄進によって

寛永10年(1633年)に再建されたものです。


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by y-hikage | 2017-02-13 18:35 | 国宝建造物 | Comments(0)

京都の国宝建造物 など・・・

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昨年、住宅医スクール・東京の講義で


1科目とばしてしまったので、

128日にとばした科目を

受講するために大阪にいきました。

せっかく大阪に行くのだからと、

京都の国宝建造物を見ることにしました。

見学に与えられた時間は、

28日(土)の午前中と29日(日)の全日。

この時間内で見れるだけ見ようという試みです。

移動手段は基本的に徒歩とし、

やむえを得ないときは電車かバスを

利用するという条件付き。

28日(土)は朝8時に京都駅に到着しました。

結果的に見ることができた棟数は、

重要文化財をふくめて15棟ぐらいでした。

二日目の午後になると

重たいリックサックを背負っているせいか、

足が棒のようになりフラフラになってきたので、

午後4時半に見学を終了しました。

見学できた建造物は以下のとおりです。

1…二条城二の丸御殿(国宝建造物)

2…二条城本丸御殿(重要文化財)

3…南禅寺方丈(国宝建造物)

4…南禅院(文化財指定なし)

5…三十三間堂(国宝建造物)

6…豊国神社唐門(国宝建造物)

7…妙法院庫裏(国宝建造物)

8…清水寺本堂(国宝建造物)

9…慈照寺銀閣(国宝建造物)

10…慈照寺東求堂(国宝建造物)

11…鹿苑寺金閣(文化財指定なし)

12…北野天満宮本殿・拝殿・石野間・楽の間
  (国宝建造物)

13…妙心寺(重要文化財)

14…妙心寺庫裏(重要文化財)




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1…二条城二の丸御殿(国宝建造物)


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2…二条城本丸御殿(文化財指定なし)


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3…南禅寺方丈(国宝建造物)


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4…南禅院(文化財指定なし)


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5…三十三間堂(国宝建造物)


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6…豊国神社唐門(国宝建造物)

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7…妙法院庫裏(国宝建造物)

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8…清水寺本堂(国宝建造物)


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9…慈照寺銀閣(国宝建造物)



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10…慈照寺東求堂(国宝建造物)


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11…鹿苑寺金閣(文化財指定なし)


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12…北野天満宮本殿他(文化財指定なし)


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13…妙心寺(重要文化財)


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14…妙心寺庫裏(重要文化財)


〇〇〇  〇 〇

京都府内の国宝建造物は、

僕の理解では49棟あります。

そのうちデジタル写真に収めたのは、

17棟だけです。

全国の国宝建造物を見学し終わるまで

まだまだ先が遠いです・・・。



今回見学できた建造物の個別の記事は、

後日ゆっくりと書きたいと思います。



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by y-hikage | 2017-01-30 15:01 | 国宝建造物 | Comments(0)

国宝建造物:鑁阿寺に行きました。

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ちょうど一カ月ほど前の金曜日、

福島県会津若松市に向かう途中、

栃木県足利市の

国宝建造物:鑁阿寺(ばんなじ)

に立ち寄りました。

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鑁阿寺が国宝建造物に指定されたのは

2013年のことなので、

最近、国宝建造物に格上げされた建築です。

鑁阿寺はもともと足利氏の居宅であり、

現在でも四方に門を設け、

寺の境内には土塁や塀がめぐっており、

鎌倉時代の武士の館の面影が残されています。

鑁阿寺の建立は、正中元年(1299年)とされ、

円覚寺舎利殿や正福寺よりも

古い禅宗様式の建築であることが

2009年の大修理の時にわかりました。

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東北・関東地方の国宝建造物は現在、

21棟あります。

その内訳は、

1.中尊寺金色堂(1棟):岩手県
2.大崎八幡宮本殿.石の間.拝殿(1棟):宮城県
3.瑞巌寺本堂(1棟):宮城県
4.瑞巌寺庫裏及び廊下(2棟):宮城県
5.羽黒山五重塔(1棟):山形県
6.白水阿弥陀堂(1棟):福島県
7.東照宮本殿石の間及び拝殿(1棟):栃木県
8.東照宮本殿正面及び背面唐門(2棟):栃木県
9.東照宮東西透塀(2棟):栃木県
10.東照宮陽明門(1棟):栃木県
11.東照宮東西回廊(2棟):栃木県
12.輪王寺大猷院霊廟(1棟):栃木県
13.鑁阿寺本堂(1棟):栃木県
14.歓喜院聖天堂(1棟):埼玉県
15.正福寺地蔵堂(1棟):東京都
16.迎賓館赤坂離宮(1棟):東京都
17.円覚寺舎利殿(1棟):東京都

この中で見ていない国宝建造物は、

福島県の羽黒山五重塔のみとなりました。

羽黒山五重塔は

なかなか行きにくいところにあって

見学が困難な国宝建造物のひとつです。


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by y-hikage | 2016-11-05 12:10 | 国宝建造物 | Comments(0)

正福寺地蔵堂を見学しました。

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9月24日の土曜日、

東京都東村山市の国宝建造物:

正福寺地蔵堂を見学しました。

(東京都内の国宝建造物は、

正福寺と迎賓館赤坂離宮の二棟)

正福寺地蔵堂の外観は

何度か見学しているのですが、

堂内を参観できる日は限られており、

8月8日、9月24日、11月3日の

年3回のみです。

正福寺地蔵堂は、

鎌倉の円覚寺舎利殿とならぶ、

禅宗様建築の代表作のひとつです。

建立は室町時代の

1407年(応永14年)とされています。

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正福寺地蔵堂は、

同じ禅宗様でも円覚寺舎利殿より、

ひとまわり半ほど大きく見えますが、

どれぐらい大きさが異なるのか、

文化財修理報告書の図面によって

比較してみようかと思います。

円覚寺舎利殿は細部も含めて、

とても小さく見えて建築模型のようですが、

正福寺地蔵堂は、現実的な用途を踏まえた

設計になっているようにも思いました。

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さて正福寺地蔵堂おける

禅宗様建築についてですが、

Wikipediaにその特徴が

わかりやすく書かれているので

ここに引用してみます。



入母屋造。杮葺、一重裳腰(もこし)付き。
正面、側面ともに三間の母屋の周囲に1間の裳腰が付いた形式で、平面はほぼ正方形である。
入母屋造の屋根の端部が反り上がった外観は禅宗様特有のものである。
内部は土間で、間仕切りのない一体の空間とし、天井は裳腰部分を垂木はそのまま見せ、内陣中央は鏡天井とする。
礎盤上に柱を立て、柱間にも組物を置いて詰組とする点。花頭窓・桟唐戸・貫を多用する点など、構造・意匠ともに禅宗様の特色が顕著に見られる。




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ところで

正福寺地蔵堂の断面模型が

国立歴史博物館に展示されているとのこと・・・、

一度機会があれば行ってみたいと思います。

ちなみに円覚寺舎利殿の実物大の復元模型は

神奈川県立博物館に展示されおり、

その模型の精巧に驚きますし

実際にさわれます・・・。

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建築の写真はストロボを

焚くことはありませんが、

この天井伏図の写真を、

何度撮ってもブレてしまいました。

次回は人に迷惑をかけない簡易的な三脚を

持参して見学をしてみようか思います。

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by y-hikage | 2016-10-03 10:59 | 国宝建造物 | Comments(0)

国宝・瑞厳寺に行きました。

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6月の最初の土曜日の午後、

宮城県の国宝建造物のひとつ

「瑞厳寺」に行きました。

(宮城県のもうひとつの

国宝建造物は大崎八幡宮)

ちょうど前日から稲田堤の家に

使用する木を切りに栗駒山に

行ったのでその帰りに立ち寄りました。

実は瑞厳寺に行くのは2度目。

4年前のことでした。

その頃の瑞厳寺の本堂は修復中で

修復現場の見学でした。

今年の4月に本堂の修復が完了したということで

完成した姿を見たいと思ったのです。

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瑞厳寺は慶長14年(1609年)に

伊達正宗によって建立された

桃山美術の粋を伝える建築です。

瑞厳寺図録には、国宝の本堂(方丈)は

禅宗方丈様式に武家書院造を加味した

和様と書かれています。

瑞厳寺境内には、本堂の他に庫裏も

国宝建造物に指定されておりますので、

考えてみたら宮城県には国宝建造物が

合計3棟存在することになります。

瑞厳寺は現在、平成の大修理の最中で

平成20年から29年までなんらかの

修復が続くとのことです・・・。

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本堂の中心の孔雀の間。

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上々段の間

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孔雀の間

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松の間

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御成玄関の火頭窓

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修復中の御成玄関の火頭窓

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修復中の御成玄関

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修復中の本堂内観

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修復中の本堂内観。

内法上の小壁に筋違が使用されています。

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修復中の小屋組

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修復中の小屋組

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修復中の小屋組妻面

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修復中の小屋組全景

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修復中の小屋組全景

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修復中の小屋組全景

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修復中の軒裏の組み物

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修復中の破風と懸魚

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国宝建造物の瑞厳寺庫裏。

個人的には庫裏のほうが好きです。

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大きな切妻屋根と堂々とした煙出しの

バランスがとても美しいと思います。

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庫裏の妻面

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妻面の意匠がとても美しい・・・。

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庫裏内部の小屋組。



僕は「国内の国宝建造物を全て見る」ことを

目標としていますが、

今回、瑞厳寺本堂と瑞厳寺庫裏を

見れたことで、現時点で79棟になりました。

国内の国宝建造物は全部で221棟なので、

目標達成までまだまだ長い道のりです・・・。

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by y-hikage | 2016-07-23 13:45 | 国宝建造物 | Comments(0)

今まで77棟の国宝建造物を見てきました。

国宝建造物:正倉院
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「国宝建造物を全て見る・・」

という課題を自分に課したものの、

いままで何棟の国宝建造物を見てきたのか

自分でもよくわかりませんでした。

「 見た 」という定義のひとつに、

デジタルカメラで撮影し

データで保存されているもの・・・。

としていますが、

果たして何棟の建造物を見たのか・・・。

いままで仕事の合間の時間を使い、

地道にパソコンに眠っているデータを

発掘してきましたが、

本日その数がわかりました!!!

「 77棟 」でした。

現時点で国宝建造物に指定されている数は

全部で「 222棟 」です。

およそ三分の二の数が残っていることになります。

「 77棟 」という数は、多いのか少ないのか

あまり僕には気になりません・・・。

それよりも、やっとのことで

「 国宝建造物を全て観る長い旅の始まり 」が

始まったような気がしてなりません・・・。

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by y-hikage | 2016-04-29 17:43 | 国宝建造物 | Comments(0)