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日日日影新聞 (nichi nichi hikage shinbun)

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カテゴリ:大町の家( 48 )

大町の家の足場がはずされました。

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鎌倉の大町の家は、

今年にはいって外部足場がはずされました。

現在は内部の造作工事が進行中です。

蔵の外壁の土佐漆喰塗りと腰壁の大谷石。

観音扉はステンレスで製作し

白色塗装を施しています。


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主屋の出窓の格子戸


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蔵の外壁の丸い形は、ツブと折れ釘。

ツブも土佐漆喰で仕上げられています。

漆喰の色がまだらなのは半乾きのため・・・。




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蔵には樋が設けられました。

樋は、

銅板とステンレスを組み合わせた

ハイブリット雨とい。

タニタハウジングウエアの商品です。


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内部の造作工事は着々と進行しています。


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隣地の隙間から見た主屋の妻面。


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by y-hikage | 2018-01-15 11:33 | 大町の家 | Comments(0)

大町の家の土佐漆喰塗り

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大町の家の外壁は、

土佐漆喰塗りとしています。

外壁の土佐漆喰塗りは、

ほぼ完了しました。

現在、内部の造作工事が

引き続き進行しています。


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居間の囲炉裏の原寸大モックアップ。


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by y-hikage | 2017-12-29 10:19 | 大町の家 | Comments(0)

大町の家の漆塗りのカウンター

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大町の家には、

三か所の洗面台があります。

ひとつめは洗面脱衣室の洗面台

二つめは1階の便所の手洗い

三つめは2階の便所の手洗い

これらのカウンターの材料は、

古材のケヤキを再利用しています。

このケヤキに

拭き漆を塗って仕上げています。



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漆が仕上がった

2階の便所の手洗いカウンター。

バックガードは

窓の敷居まで立ち上げました。

バックガードは、

杉に漆を塗って仕上げています。



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1階の便所の漆塗りの手洗いカウンター



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1階の洗面脱衣室の漆塗りのカウンター


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大町の家の浴室の床と腰壁は

御影石張りとしています。

浴槽の内部は十和田石を張っています。


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腰壁の上の壁は板張りですが、

石と板壁の水切りに銅板を使用しています。

銅板をおさめる板金屋さん。


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洗面台脱衣室と浴室の天井は、

青森ヒバを使用しています。

天井の形状は切妻形式とし、

化粧垂木は、

家全体の木割りを考慮にいれて

太目の断面寸法としています。


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by y-hikage | 2017-12-28 16:06 | 大町の家 | Comments(0)

大町の家の蔵の腰壁

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大町の家の蔵の腰壁は、

大谷石張りとしています。

腰壁は伝統的な蔵の意匠に

見られるように勾配をつけています。

この勾配の角度の設定には

ずいぶん悩みました。

腰壁の下に置かれた地覆石は

御影石としています。

外壁は漆喰の下地の状態ですが、

土佐漆喰塗りで仕上げられます。


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by y-hikage | 2017-12-18 11:02 | 大町の家 | Comments(0)

大町の家の現在

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鎌倉の大町の家は、

通りから一歩入っているため、

全体を見ることができませんが、

家と家の隙間からは

部分部分を見ることができます。

〇〇      〇 〇

大町の家は、

外部の木工事と

銅・板金工事、

石工事がほぼ完了し、

外壁の左官工事が進められています。

外部に面する

ガラス戸、網戸、格子戸の

製作も完了しました。

〇〇    〇

製図室では、

障子の詳細図を

縮尺10分の一で書いています。

障子の図面は代表する標準図ではなく、

柱間にあわせて

全ての組子の割り付けを書いています。

柱が古材のために

柱間が全て異なるからです・・・。


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大町の家の確認申請がおりたのが20156月 。

省エネ法の届け出がおりたのが201511月 。

工事契約・着工が20159月 。

2017年も終わりに近づいています 。

着工後2年以上がたち、

来年の春の完成をめざしています 。

〇〇    〇

ところで、

南側の鉄筋コンクリート造の小さな倉庫ですが、

屋根工事は完了しましたが、

その他の

木工事・左官工事・建具工事が

まるまる残っています。

4坪弱の小さな倉庫ですが、

それなりに密度が濃く、

詳細図の十分な検討が必要です。

その詳細図も進めています・・・・。




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by y-hikage | 2017-12-17 06:55 | 大町の家 | Comments(0)

大町の家の違い棚

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鎌倉の「大町の家」の建主さんから、

「 古い違い棚があるので

どこかの場所に使えないか 」と言われ、

考えたところ

ちょうどいい場所をみつけました。

そこは応接室の床脇です。

応接室は洋間あつかいですが、

絵画や花を飾る床の間的な空間を設けました。

古い違い棚の長さが

偶然にもちょうどいい寸法だったのには、

我ながらおどろきました。

違い棚に限らず、

建主さんが集めた古い材料は、

「 その場所に使われるために

待っていた 」というように、

まるで建築家:ルイス・カーンの

言葉のように存在しています。



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違い棚の詳細


材料はケヤキです。


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違い棚の俯瞰


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応接室の床脇の前に置かれた違い棚


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応接室の床脇の前に置かれた違い棚

違い棚を下から見ています。


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大町の家は、

外壁の漆喰下地のモルタルが塗られています。


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蔵にもモルタルが塗られ

外観のシルエットが完成しました。


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主屋の西側は、

防火のためにモルタルを

いったん塗った上に、

杉板の押し縁下見板が張られます。


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押し縁下見板の押し縁。


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張り終えた押し縁下見板張り。


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張り終えた押し縁下見板張り。


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本玄関前の押し縁下見板張り。

建主さんが収集した力板を

天井の梁を受けるように設置しました。


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外壁には、

付け柱と付け梁を設け、

外壁が真壁のように見せています。


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蔵の入り口には、

山形県で入手した格子戸を再利用します。


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蔵に再利用された山形県の格子戸。


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完成した主屋の階段。

ササラ桁も段板も

古い差し鴨居を加工して階段材としています。


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主屋の階段の登り口の意匠。


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階段のノンスリップに

真鍮の角棒を埋め込みました。


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主屋の階段を後ろから見ます。

蹴込板のない「抜ける階段」としています。


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蔵の階段ももうじき完成です。

主屋の階段と同様に、

ササラ桁は、

古い差し鴨居を加工して階段材としています。


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本玄関の上がり框を取り付けています。

上がり框もやはり古材を加工しています。

正面の建具は玄関入り口の引き戸です。

やはり古い蔵戸を再利用しています。


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主屋の2階の床を張っています。

床材は福井県の美山杉です。

厚みは30㎜です。


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大町の家の現場は着々と進行しています。



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by y-hikage | 2017-11-11 16:17 | 大町の家 | Comments(0)

障子の意匠とドライフラワー


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現在、現場が進行している

鎌倉の「 大町の家 」の

障子の意匠を考えています。

建主さんのイメージは、

組子(格子)が

竪繁(たてしげ・たてなが)の意匠。

外部の格子戸との関係を考えつつ、

(格子が障子紙の影になって写り込みます)

自分なりの方針は決まったものの、

框の太さ、

組子の間隔、

組子の太さなど、

3㎜から6㎜ぐらいの差の

印象の違いに悩んでいて、

原寸図を書いて製図室のガラス窓に張って、

日々眺めながら考えています。

なにしろ窓の多い家なので、

障子の意匠の決定には勇気が必要です。


〇 〇 〇 〇 〇


障子とは関係ないのですが、

もらった花が弱ってきたので、

ドライフラワーにできないかと、

はじめての挑戦ですが、

やってみることにしました・・・。

ただたんに吊るしただけなのですが、

どんなふうに変化するのか

楽しみです・・・。




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by y-hikage | 2017-10-20 11:48 | 大町の家 | Comments(0)

北鎌倉・こまきの格子

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北鎌倉駅の駅舎の一部のように佇んでいる

和菓子屋「 こまき 」の格子が

最近気になっています。

なぜなら現在、工事中の

「 大町の家 」の全て窓に

格子戸がつくからです・・・。

( はき出し窓は除きます )

その数は31か所あり、

そろそろ格子の意匠を決めなくてはなりません。

建主さんは「 格子は日本の文化 」であると

考えるとともに、

あまり繊細な格子は好みません。

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和菓子屋「 こまき 」の

格子の原寸図を書いてみました。

和菓子屋「 こまき 」のタテ格子の

巾は38㎜・隙間33㎜・貫の高さ45㎜・

見込み40㎜です。

タテ格子と貫の段差を7㎜とし、

「 平坦 」な

さらっとした格子の意匠に仕立てています。

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大町の家の格子の図面を書き上げました。

格子の図面は

縮尺が十分の一以上でないと検討できません。

かといって全ての窓を原寸図で

書くわけにはいかないので、

縮尺が十分の一の図面としています。

( 一部、原寸図 )

いろいろと考えた結果、

タテ格子の巾を36㎜、

隙間を36㎜の小間返しとし、

貫との段差を16㎜とし、

陰影の強い、深い表情の意匠を求めました。

〇 〇 〇 〇

外側の窓回りに格子が設置されと

外観の表情が変わります。

設置されるのが楽しみでもあり、

緊張もいたします。



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by y-hikage | 2017-09-20 13:53 | 大町の家 | Comments(0)

大町の家の鬼瓦

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鎌倉・大町の家の蔵棟の屋根に

鬼瓦がのりました。

これで蔵の屋根が完成しました。

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居間の上の梁組・・・。

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外部のガラス戸も入りました。

着々と工事は進んでいます・・・。


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by y-hikage | 2017-09-02 10:05 | 大町の家 | Comments(0)

大町の家の階段がはじまりました。

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今朝の大町の家の現場打合せは、

主屋の階段のおさまりについて・・・。

階段の材料は、

大胆にも古材の差鴨居の再利用。

ササラ桁も段板も・・・。

けこみ板なしの透ける階段となります。

( うしろからも前からも反対側が見える階段 )

柱や梁が組まれた後なので、

かなり難しい大工仕事になります

( 大工さんすいません・・・ )

階段が完成した時の迫力が楽しみです。

実は蔵にも階段あって、

現在その施工図を書いています。

こちらも難しい仕事になりそうです。

机上での図面の検討が困難ということは、

現場ではその机上の困難の何十倍も

困難であることは十分知っているつもりなので・・・。

だからこそ詳細図での

十分な事前検討が必要なのかと、

思っているのですが・・・


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by y-hikage | 2017-08-09 18:10 | 大町の家 | Comments(0)