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日日日影新聞 (nichi nichi hikage shinbun)

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カテゴリ:東村の家( 2 )

東村の家の化粧勾配

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昨年、完成した「東村の家」。

東村の家は構造に若干の特徴があります。

屋根は日本瓦葺きなので

六寸勾配の屋根としています。

この六寸勾配の構造を

そのまま室内の空間に採用すると

空間のボリュームが

大きくなりすぎることから、

六寸勾配の架構の下側に、

さらに二寸五分勾配の架構を架けて、

登り梁構造としています。

急勾配の野勾配にたいして、

軒裏などを緩勾配の化粧勾配とする方法は、

社寺などでよく見かける手法です。

二寸五分の化粧勾配は、

最も美しい勾配ではないかと考えています。
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by y-hikage | 2015-08-15 11:07 | 東村の家 | Comments(0)

東村の家・・・などについて

今年、日影アトリエで

完成した家について振り返ってみます。

日影アトリエは、

とても小さな設計事務所という環境に加えて、

地道なハンドメイド的な設計作業なので、

年間に完成できる家の数は限られています。

今年完成した家は、

「高尾の家」、

「田園調布の家」、

「東村の家」の三棟です。

この中の「東村の家」は、

敷地1000坪ぐらいの中の住宅の計画でした。

計画の概要は、

1、明治期に建った土蔵三棟と書院の再生と耐震補強。

  (西側の土蔵2棟は、

  渡り廊下でつなげお母さんの住まいに再生しました・・。)

2、同様に明治期の母屋の部材を一部再利用した母屋の建て替え。

3、車庫の新築。

4、門や塀や石畳みなどの外構工事。

5、北の納屋の移築再生・・・。

などでした。

限られた工期の中で、

とても厳しい設計と工事でしたが、

なんとか無事に年内に完成いたしました。

工事は、文化財の修復や伝統工法で有名な風基建設。

(南蔵の改修と書院の耐震補強と北の納屋は風基建設の設計施工です・・。)

社長の渡辺さんや担当の三田さんや有能な職人さんの

超人的な頑張りでやりとげられた現場でした。
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by y-hikage | 2014-12-07 17:45 | 東村山の家 | Comments(0)