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日日日影新聞 (nichi nichi hikage shinbun)

hikagesun.exblog.jp

カテゴリ:森の中と町の中で( 227 )

桜設計集団の忘年会に参加しました。

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1222日の金曜日、

桜設計集団の忘年会に

参加することができました。

日本各地から集まった人たちと

楽しい時間をすごすことができました。

みなさんのエネルギーに圧倒されながら、

元気を吸収することができました。

来年も楽しみです・・・!


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近くの新宿テラスシティは

ちりばめられた桜色の光にあふれ

クリスマスモードで溢れていました。

忘年会の前に

僕は東急ハンズで来年の手帳を買いました。


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by y-hikage | 2017-12-24 17:05 | 森の中と町の中で | Comments(0)

坂本龍一の「 CODA 」

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坂本龍一のドキュメンタリー映画「CODA」を観た。

映画館は恵比寿にある

YEBISU GARDEN CINEMA 。

とても小さな映画館で

この映画館を好きになった。

とはいえ、

劇場で映画を観るのは本当にひさしぶりだ。

建築家:ルイス・カーンの映画いらいだ。

そもそも映画をほとんど観ない。

それは映画を好きではないのではなく、

涙もろさが全面にあふれでるからだ。


坂本龍一は「CODA」のシーンの中で、

2011311日の

津波で被災したピアノを

「 津波ピアノ 」と呼んでいた。


坂本龍一は

ニューヨークの自宅のピアノの前に座り、

こんなふうなことを語った。


・・・・・・・・・・・・・


ピアノは、

これらの弦を何トンもの力で引っ張っている。

つねにピアノの弦たちは、

もとの状態に戻ろう戻ろうとしている。

いわばピアノの音は、

人間の力で強引に作り出した人工的な音だ。

その人工的に作られたピアノに

大きな津波の力が働いて元に戻った。

「 津波ピアノ 」を弾いてみると、

悲痛な叫びのような

不自然な音に聞こえるが、

この音こそが自然の音なのではないかと思う。


・・・・・・・・・・・・・

映画「 CODA 」より

僕の曖昧な記憶をもとに引用


・・・・・・・・・・・・・


ピアノの音は、

地球の自然界に存在しない音?

眼からうろこのような言葉だった。


・・・・・・・・・・・・・




映画『Ryuichi Sakamoto: CODA





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by y-hikage | 2017-12-03 08:50 | 森の中と町の中で | Comments(0)

鎌倉彫を体験しました。

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前回の記事の続きで、

再び「漆サミット2017in鎌倉」について・・・。

1125日の講演が終わった午後、

ワークショップの鎌倉彫体験に参加しました。

場所は鎌倉彫会館の4階。

もともと建築塗料として漆に興味があったのですが、

このワークショップでは彫刻体験のみでした。

鎌倉彫は木に彫刻し、

漆を塗ったものです。

木は主に北海道産の桂の木を使ってきましたが、

最近では朴の木を使うこともあるそうです。


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ワークショップは

午後2時から午後5時までの3時間です。

先生が実際に彫ってみて、

彫り方を教えてもらいました。


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彫刻刀も持ち方や

刃先の送り方なども教えてもらいました。


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お盆の大きさは、直径18センチ。

いくつかの文様がありましたが、

僕は魚の模様を選びました。


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魚の文様にそって彫刻していくのですが、

彫ってみると意外と難しいものでした。

彫り見本もありましたが、

仕上がり精度のちがいに悔しい思いがありました。

ただ先生からは、

初めてにしては、

かなり上手なほうです!

とほめられました。


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製図室に持ち帰ったお盆。


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ワークショップで時間が余ったので、

お盆の裏側に

日影アトリエのロゴマークを彫ってみました。


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鎌倉彫会館の1階で

チューブ入りの漆が売っていましたので、

買って帰り漆を塗ってみようと思いましたが、

保管は冷蔵庫の中と

書かれていたのであきらめました。

製図室には冷蔵庫がないのです。

かわりにリボスのアルドボス

という自然塗料を塗ってみることにしました。


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製図板の上に新聞紙を敷いて

リボスのアルドボスを塗りました。


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リボスのアルドボス塗り終わったお盆。

木目がきれいに浮き出ました。


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塗り終わったお盆の裏側。

日影アトリエのロゴマークが彫られています。


〇 〇〇       〇


余談ですが、

漆サミットin鎌倉に

NHK盛岡の取材が入っていて、

鎌倉彫ワークショップでも

カメラがまわっていました。

真剣に彫っていたら、

突然インタビューを受けました。

その映像が、昨日の1128日の

夕方、放映され僕も写っていたと、

岩手の母から電話がありました・・・。




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by y-hikage | 2017-11-28 13:13 | 森の中と町の中で | Comments(0)

「漆サミット2017in鎌倉」で講演しました。

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先週の1124日からの3日間、


鎌倉市で漆サミットが開催されました。

僕は、25日の午前中、

「将来の

国宝・重要文化財修復のための木材の安定供給」

というテーマの中で

「住み継ぐ家・住み継げる家」を

テーマに講演させていただきました。

〇 〇 〇 〇

初日の24日でも講演が行われ、

僕は24日午後からの

「国産漆増産に向けた取組と今後の課題」を

聞きに行きました。

平成27年に文部科学省から、

日本の国宝・重要文化財建造物の修復の際、

原則として国産漆を使用する

という方針が出されました。

配布資料を読むと、

文化財建造物の修理に使用する漆の量は

年間2.2トンと言われています。

それに対し、

国内の年間生産量は、

.2トンで必要量の半分程度とされています。

不足分の漆は、

輸入に頼っているのが現状で、

輸入元のほとんどは中国からのものです。

漆は建造物以外の漆器などにも

使用されていますが、

それらを含めると全体量の、

国内で使用する漆の98%以上を

中国から輸入に頼っているそうです。

修理に使用する漆は、

中国産漆に比べて

国産漆で修理された場合のほうが、

劣化速度がはるかに遅く、

耐久性が高いとのことです。

国産漆の生産比率で

最も高いのが岩手県二戸市浄法寺町で、

国産漆生産量の7割を占めています。

二戸市は、

僕の故郷の軽米町の西となり町です。

〇 〇 〇 〇

以外だったのは、

漆の輸入は元禄時代にさかのぼり、

明治時代ではすでに使用量の

9割が輸入された漆だったことです。

以上のような現状をみると、

国宝・重要文化財建造物の修復に

使用する漆の全てを国産漆にするためには、

漆の木を増やすことや、

漆かき職人の育成など大きな課題が

目の前にせまっていることがわかります。

〇 〇 〇 〇

上の写真は国宝建造物の

日光東照宮です。

平成25年からはじまった

日光東照宮の大修復では、

二戸市浄法寺町の漆が大量に使用されました。



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さて25日の講演は、

木材コーディネーターの

鈴木直子さんの司会によって、

最初に僕が

「住み継ぐ家・住み継げる家」を

テーマに講演し、

次に諸戸林業の原輝幸さんが

「文化財を守る森作り」を

テーマに講演しました。

僕の持ち時間は30分だったのですが、

大きくオーバーし、

1時間近く使ってしまいました。

〇〇 〇 〇

一番前で熱心に聞いていた方が、

鎌倉市長さんだったことを

最後に気がついて驚きました。

午前中の講演が終了し、

午後は鎌倉彫体験の

ワークショップに参加しました・・・。。

〇〇〇     〇


次回は鎌倉彫体験について・・・。





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講義資料全ページはこちら⇒

https://www.facebook.com/HikageYoshitaka/





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by y-hikage | 2017-11-27 16:49 | 森の中と町の中で | Comments(0)

「 漆サミット㏌鎌倉 」の講演会に参加することになりました。

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「 漆サミット2017 ㏌ 鎌倉 」の

講演会に参加することになりました。

「 一般社団法人 森のマルシェ」の

鈴木直子さんから、

「漆サミット」で講演してほしいという

連絡があったのは、

9月はじめのころだったと思います。

「漆サミット」という存在を初めて知り、

ましてや人の前で話すことがとても苦手なので、

お断りしようと思いましたが、

しばらく考えたあげく参加することにしました。

( なにごとも勉強のため・・・

漆に興味もあるし・・・・・・・・)

講演会のテーマは

「 将来の国宝・重要文化財修復のための

木材の安定供給 」

講演は、

2時間の枠の中で、

前半で僕と諸戸林業の原さんが

それぞれ講演し、

後半は鈴木さんを含めた3人で

対談・質疑応答をおこなうというもの・・・。

漆サミットは、

今月の1124日から26日の3日間で、

講演するのは

1125日(土曜日)の午前10時から・・・。

場所は、鎌倉市内の「 鎌倉彫会館 」

まだまだ先のことだと思っていましたが、

講演会が来週の週末にせまってきました。

とても緊張いたします・・・。


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25日の講演が終了した、

午後2時からワークショップがあります。

テーマは、

「 鎌倉彫を体験し、国産漆を考える 」

このワークショップに参加することにしました。




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by y-hikage | 2017-11-13 13:19 | 森の中と町の中で | Comments(0)

SOMA 川合優 木工展に行きました。

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10月の中ごろ、

近くの東慶寺の境内を散歩した後に、

東慶寺入り口わきにある、

「北鎌倉 ギャラリー 空」に

立ち寄りました。「ギャラリー 空」は、

こじんまりしたギャラリーですが、

居心地がよくて好きなギャラリーです。

展示内容は

SOMA 日本の木のしごと 川合優 木工展」

SOMA」という文字に引かれて

自然とギャラリーに足が向かいました。

不勉強な僕は、

川合優(かわいまさる)さんという

木工作家をこの展示で

はじめて知りました。


作品が全体的に

「 澄んでいて 」

「 透明感 」を感じました。

木工作品は「木の肉感」を

感じることが多いのですが、

川合優さんの作品は、

針葉樹の特性を

ガラスのような繊細さまで

昇華させているように思いました。

木工作品だけではなく

川合優さんの撮影した写真からも

「山の神秘性」が強く伝わってきました。

さらに壁に掛けられた

パネルの文章が素晴らしく、

読んでいて川合優さんの

作家としての意志というよりも

「祈り」のような精神を感じました。

川合優さんの文章を読んでみようと思います。


※ ※ ※ ※ ※


かつて日本の山には、杣(そま)と呼ばれる人々がいた。

杣とは、山へ入り木を伐り、またそれを運び出すことを生業とする人々である。

機械化が進んだ現代と違い、人間の体力と知恵、馬の力のみで険しい自然と巨木を相手にする仕事は危険を極めたが、今となってはそれを想像することさえ難しくなってしまった。


そんな杣の仕事に欠かせない、「ヨキ」という道具がある。それは一般に言う斧と同じ道具だが、杣の人々はヨキと呼ぶ。

そしてそのヨキには必ず、左面には3本、右面には4本の筋が入っている。

一説には、右側の4本は地水火風の4つの気を表し、それがヨキの語源にもなっているのだという。また反対側の3本の気は、ミキ、つまり御神酒(おみき)を表し、木を伐採するにあたって御神酒の側を木の方向に立てかけ、柏手(かしわで)を打ってから仕事にかかるのだという。


しかし、本当にそれだけのことなのだろうかと、何かがひっかかっていた。

そんな時、偶然にも続けざまに2つのことを知った。


長野県に秋山郷という雪深い集落があり、そこの杣人たちは3と4という数字を畏れ、自分の干支に当たる日から数えて3日目と4日目には、決して山へ入らないのだという。しかしその当人たちも、ずっとそうしてきたからだと言い、それ以上の事は知らない。


また別のところからは、陰陽道では3は奇数で陽、4は偶数で陰。つまりヨキには陰陽が表裏の関係で存在している、と教えられた。


そこで何かが繋がった気がした。陰と陽とは別のものでありながらも一体だ。

ヨキは道具の性質上、ひとつのものをふたつに分けるもの、つまり地面から木を切り離すものであるが、それを奇数の3と偶数の4とし、分けながらも繋ぐ事で、伐採される木材になる側と土地の記憶を紐付けする意味を持っているのではないか。

そして杣人たちは、その数字を畏れながら、神性を感じているために山に入らないのではないか。


現代も、木材として流通している一本一本の木が、その山々と繋がっているのだとしたら、そんな願いをもって杣と言われる人々が仕事をしていたとしたら。


我々の木の扱いは、本当にこれでいいのだろうか。

〇 〇 〇

日本の国土の7割は森林であるにも拘わらず、国内で使われている木材の7割を輸入に頼っている。それは、少しでも安く商品を製造、販売することと引き換えに、合法違法を含め他国の豊かな森林を伐採するという事だけでなく、長年にわたって培ってきた自らの木の文化を放棄する事でもある。

日本の森には今、第二次世界大戦後に植林された杉や檜に代表される針葉樹が豊富にある。

それらは、もともと建材となるはずのものだったが、当時思い描いていた未来とは少し違う現代になってしまった。

経済成長に伴う人件費の高騰や、建築様式の変化で杉や檜の需要は減り、今、山には伐るに伐れない針葉樹が溢れているのだ。それらの木を使うことで、山は循環を取り戻し、林業は再生し、人々と自然が密接に結びついていた時代をへと向かう一歩となる。

SOMAとは杣、つまり山の仕事をして生きる人々のことを指す言葉だ。
そしてこのシリーズは、そんな針葉樹を使い、日本の木の本当の価値を深く探っていきたいという思いから生まれたものである。


〇 〇 〇


山や海、森や川、またそこに住む植物や動物を、ひとことで言い表すことのできる言葉「自然」。

そのあまりにも慣れ親しまれている「自然」という日本語は、実は、明治の後半になりようやく生まれた。

英語のネイチャーや、フランス語のナチュールを日本語に訳す時、それらに当てはまる日本語かなく、外来語の訳語として、自然という言葉は造られた。

しかし、自然、という日本語は、それ以前からあった。

ジネン、と発音する言葉として。

では、ジネンとはどういった言葉なのだろうか?

自然という言葉を分解してみると、

自(おの)ずから然(しか)り、となる。

これを私は、「ただそこにあること、あるもの」と理解する。

人は遥か昔より、自然とともに暮らしてきた。

しかしそれは、現代的にいう人間の対象物としての自然ではなく、人間と同様にただそこに或り、そしてただ無くなってゆくものとして。

その時代の人間と自然の間には、明確な境はなく、緩やかに溶けて混じりあっていただろう。

人と自然は、同じものだったのだ。


「 無境 」 

ものをつくる上で、忘れてはならない事のように思う。

※ ※ ※ ※ ※

「 SOMA 日本の木のしごと 」
川合優さんの文章を
そのまま引用させていただきました。




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最近、

若い世代で木をあつかう

優れた作家に出会うことが多い気がします。

「木をあつかう」という小さい世界ではなく、

時空を超えた地球規模で思考していると、

表現しても、

けして大げさではないような

若者が育ってきているのではないかと思います。

僕は彼らの存在に刺激を受けるのです。

川合優さんの作品を

見ながらそんなことを考えていました。



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by y-hikage | 2017-11-09 10:14 | 森の中と町の中で | Comments(0)

みなとみらいホールでのコンサート

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115日の日曜日の午後、

横浜みなとみらいホールに

コンサートを聴きにいきました。

オーケストラは、

緑交響楽団。

知人が楽団員の仲間の一人として

ヴァイオリンの演奏を

しているということで、

コンサートに誘われたのです・・・。


プログラムは、


1・ジュール・マスネ作曲:

「序曲・フェードル」

2・グロード・ドビュッシー作曲:

「小組曲」

3・エクトル・べリオールズ作曲

「幻想交響曲 op.14

4・アンコール:

エクトル・べリオールズ作曲

「ラコッツィ行進曲」


どれもが素晴らしい演奏でしたが、

なかでも

グロード・ドビュッシーの

「小組曲」が良かったです。

パンフレットの解説に、

「この作品はまさに印象派の絵画のようで、

小さな美術館の中を巡りながら、

4枚の印象派の絵画を鑑賞しているような

気にさせてくれます」と書かれていましたが、

まさに、

そんな気持ちにさせられる曲だと思いました。

※※※                ※

エクトル・べリオールズの

「幻想交響曲 op.14」では、

2台のハーブが演奏されました。

ハープは好きな楽器です。

目の前でハーブの演奏を見たのは初めて。

美しい指の動きに目を奪われました。

しかも

ハープにもペダルがあることを知ったのも

収穫でした。

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さっそく

グロード・ドビュッシーの

「小組曲」が入ったC Dを買いました。


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by y-hikage | 2017-11-08 10:36 | 森の中と町の中で | Comments(0)

神奈川県立音楽堂でのコンサート・その2

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1021日の土曜の夕方、

母校の岩手県立軽米高校の

大先輩である画家・菊川恵子さんが、

横浜市民ギャラリーで開催されている

神奈川県立女流美術家協会展に

出展されているとのことで、

作品鑑賞に行ってきました。

作品鑑賞のあと、

近くの前川國男設計の神奈川県立音楽堂で

オーケストラの演奏を聴きに行きました。

オーケストラは、

アンサンブル・ルミエール。


プログラムは、


1・バーバー作曲:

 「弦楽のためのアダージョop.11

2・ベートーヴェン作曲:

 「ピアノ協奏曲第4番ト長調 op.58

3・ピアノ独奏アンコール:

 モーツァルト作曲:

 「アヴェ・ヴェルム・コルプスk.618

4・モーツァルト作曲:

 「交響曲第41番ハ長調k.551ジュピター」

5・アンコール:

 メンデルスゾーン作曲:「無言歌イ長調op.19-3


二番目と三番目のアンコール曲を

弾いたピアノ独奏は、

瀬川 玄さんというピアニスト。

いつも製図室で聴いている

ベートーヴェンの

「ピアノ協奏曲第4番」のピアノは

内田光子の演奏です。

内田光子のピアノと比べて

瀬川玄さんのピアノは、

柔らかい感じがしました。

思えば、ピアノ協奏曲を

生演奏で聴いたのははじめてでした。

演奏のすばらしさに加えて、

ベートーヴェンの

「ピアノ協奏曲第4番」を

聴けたことがなにより貴重な体験でした・・・。


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by y-hikage | 2017-11-01 07:26 | 森の中と町の中で | Comments(0)

神奈川県立音楽堂でのコンサート

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923日の土曜日の午後、

神奈川県立音楽堂のコンサートに行きました。

オーケストラは

「 横浜みなととなみ管弦楽団 」

プログラムは、

イングランド関連で組まれていて、


1・アイアランド作曲:「ロンドン序曲」

2・フェンジ作曲:「チェロ協奏曲」

3・チェロ独奏アンコール:

  バッハ作曲:「無伴奏チェロ組曲第3番・ブーレ」

4・エルガー作曲:「エニグマ」

5・アンコール:

  F.
ブリッジ作曲:「弦楽のための組曲・間奏曲」


演奏はどれも素晴らしく、

アマチュアオーケストラとは

とても思えないほど感動的な演奏でした・・・。

知っている作曲家は

バッハとエルガーだけだったので、

新鮮なコンサートでもありました。

二番目のチェロ協奏曲では、

森田啓佑さんがソリストとして

演奏したのですが、

20歳の若さとは思えない、

情緒あふれる深い音には驚きました。

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さて神奈川県立音楽堂・図書館は、

建築界の巨匠・前川國男の設計で

1954年の建築です。

公立施設として日本で初めて

本格的な音楽専用ホールとして建築されました。

音楽ホールの音響に関しては

専門ではないのでよくわからないのですが、

個人的に経験したホールを比較すると、

かなり音がいいほうの部類に

入るのではないかと思います。

ほかに前川國男が設計したホールでは、

上野の東京文化会館(1961年)と

新宿の紀伊国屋ホール(1964年)は

行ったことがありますが、

東京文化会館の音は

トップクラスではないかと思います。

あくまでも個人的な感想ですが・・・


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2階ホワイエに展示されていた

神奈川県立音楽堂・図書館の模型。

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図書館の俯瞰。

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音楽堂正面外観。

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図書館の側面外観。

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エントランスから見た音楽堂。

左手は青少年センター。

この施設一帯は

「紅葉ヶ丘文化ゾーン」と呼ばれており、

神奈川県立音楽堂・図書館、

青少年センター、

婦人会館、

青少年会館(現存せず)の

すべての設計が前川國男です。

ところが

この文化ゾーンで

どうしても残念な部分があります。

現在、音楽堂の前が駐車場になっていますが、

当初の設計では、

人々で賑わう広場として考えられていました。

現在は、駐車場となっているために、

美しい景観となるはずが、

車のほうが優先され、

歩くのにも不便を感じます。


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現在の音楽堂正面。

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いまから

10年前に行った時の音楽堂の夜景。

計算された原色の色彩。

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音楽堂と図書館をつなぐブリッジ。

外壁に多用されている穴あきブロックは

「ホローブロック」とよばれています。

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ホール全景。

ロンドンのロイヤルフェスティバルホールを

モデルとして設計され、

開館当時は「東洋一の響き」と

称賛されたそうです。

人工的に作られた音ではなく、

人間的で

アコースティックな音のように感じます。

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ホール壁面がすべて木で作られていることから

「木のホール」とも呼ばれています。

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ホワイエ全景。

天井が客席の段差なりに設計されています。

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1階ホワイエを2階から見下ろす。

前川國男の事務所では、

床のデザインは

かなりの時間をかけて検討すると、

本で読んだことがあります。

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登りやすい階段。

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階段の一段目のかたちを考えるのが好きなので、

思わず見入ってしまいます。



※ ※ ※ ※

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さてこの断面模型は、上野の東京文化会館。

素晴らしい音響です。

この上野のホールは、

主にクラシックバレーを観に行きました。

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東京文化会館の大ホールのステージ。

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紀伊国屋ホールが入る紀伊国屋書店。

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紀伊国屋ホール・・・。

このホールは、

劇作家の井上ひさしさんの演劇を観に

何度となくかよいました。

小さいホールですが、

ステージが近く音の響きもいいと思いました。

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ところで最近この本を読みました。

「前川さん、すべて自邸でやってたんですね」

(中田準一著・彰国社発行)

この本を読んでみて、

あらためて前川國男の作品を

見学してみたいと思いました・・・。


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by y-hikage | 2017-09-27 12:04 | 森の中と町の中で | Comments(0)

9月のコンサート


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今月は、二回コンサートに行きました。

一回目は99日、

聖光学院管弦楽団第17回定期演奏会。

二回目は923日、

横浜みなととなみ管弦楽団第3回演奏会。


聖光学院定期演奏会の存在も

聖光学院についても知らなかったのですが、

聖光学院の保護者・教員・卒業生・

その他関係者によって結成された

アマチュアオーケストラ

とのことです。

今回は、

知人がオーケストラの一員として

演奏するということで

コンサートに誘われたのでした。

聖光学院は

横浜の石川町・山手地区の高台に建っていて、

立派なコンサートホールを持っていました。

( 高校でこんな立派なホールを持っている学校は

珍しいのではないかと思いました・・・)


二回目の

横浜みなととなみ管弦楽団第3回演奏会は、

聖光学院定期演奏会で配布されたチラシで知りました。

「 みなととなみ 」という名称は、

上から読んでも下から読んでも「みなととなみ」。

漢字にすると「港と波」・・・・(笑)。

チラシには入場無料と書かれていたのですが、

何よりも演奏するコンサートホールが

建築界の巨匠・前川國男が設計した

神奈川県立音楽堂だということに驚き、

迷うことなく行くことに決めたのです・・・。


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さて聖光学院管弦楽団第17回定期演奏会ですが、

プログラムは、


1・モーツァルト作曲:「パリ」 。

2・チャイコフスキー作曲:「1812」 。

3・チャイコフスキー作曲:「悲愴」 。

4・アンコール・

チャイコフスキー作曲:白鳥の湖「マズルカ」。


演奏はどれも素晴らしく、

とてもアマチュアとは思えなかったです。

モーツァルトの「パリ」は初めて聴く曲。

この日の大きな収穫となりました。

チャイコフスキーの「1812」は

何度聴いてもその壮大な音楽に驚かされます。

そして「悲愴」・・・。

この美しい旋律にはうっとりさせられます。

最後のアンコールの白鳥の湖「マズルカ」。

最近はなかなか行けませんが、

クラシックバレーの鑑賞がとても好きなので

最後のアンコール曲は

僕にとってこのうえない指揮者の選曲でした。

コンサートの中のアンコール曲は

前もって知らされていないので、

何を演奏するのかいつも期待で

胸がふくらみます・・・。


※ ※※※※


次回、

「 神奈川県立音楽堂のコンサート 」

に続く・・・。


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by y-hikage | 2017-09-25 13:11 | 森の中と町の中で | Comments(0)