ブログトップ | ログイン

日日日影新聞 (nichi nichi hikage shinbun)

hikagesun.exblog.jp

2017年 11月 11日 ( 1 )

大町の家の違い棚

c0195909_16012025.jpg


鎌倉の「大町の家」の建主さんから、

「 古い違い棚があるので

どこかの場所に使えないか 」と言われ、

考えたところ

ちょうどいい場所をみつけました。

そこは応接室の床脇です。

応接室は洋間あつかいですが、

絵画や花を飾る床の間的な空間を設けました。

古い違い棚の長さが

偶然にもちょうどいい寸法だったのには、

我ながらおどろきました。

違い棚に限らず、

建主さんが集めた古い材料は、

「 その場所に使われるために

待っていた 」というように、

まるで建築家:ルイス・カーンの

言葉のように存在しています。



c0195909_16011562.jpg

違い棚の詳細


材料はケヤキです。


c0195909_16010816.jpg


違い棚の俯瞰


c0195909_16005612.jpg


応接室の床脇の前に置かれた違い棚


c0195909_16005215.jpg


応接室の床脇の前に置かれた違い棚

違い棚を下から見ています。


c0195909_16004777.jpg


大町の家は、

外壁の漆喰下地のモルタルが塗られています。


c0195909_16004263.jpg


蔵にもモルタルが塗られ

外観のシルエットが完成しました。


c0195909_16003625.jpg


主屋の西側は、

防火のためにモルタルを

いったん塗った上に、

杉板の押し縁下見板が張られます。


c0195909_16002992.jpg


押し縁下見板の押し縁。


c0195909_16001918.jpg


張り終えた押し縁下見板張り。


c0195909_16001534.jpg


張り終えた押し縁下見板張り。


c0195909_16000789.jpg


本玄関前の押し縁下見板張り。

建主さんが収集した力板を

天井の梁を受けるように設置しました。


c0195909_16000127.jpg


外壁には、

付け柱と付け梁を設け、

外壁が真壁のように見せています。


c0195909_15595424.jpg


蔵の入り口には、

山形県で入手した格子戸を再利用します。


c0195909_15594849.jpg


蔵に再利用された山形県の格子戸。


c0195909_15594333.jpg


完成した主屋の階段。

ササラ桁も段板も

古い差し鴨居を加工して階段材としています。


c0195909_15593896.jpg


主屋の階段の登り口の意匠。


c0195909_15593380.jpg


階段のノンスリップに

真鍮の角棒を埋め込みました。


c0195909_15592677.jpg


主屋の階段を後ろから見ます。

蹴込板のない「抜ける階段」としています。


c0195909_15592172.jpg


蔵の階段ももうじき完成です。

主屋の階段と同様に、

ササラ桁は、

古い差し鴨居を加工して階段材としています。


c0195909_15591525.jpg


本玄関の上がり框を取り付けています。

上がり框もやはり古材を加工しています。

正面の建具は玄関入り口の引き戸です。

やはり古い蔵戸を再利用しています。


c0195909_15590809.jpg


主屋の2階の床を張っています。

床材は福井県の美山杉です。

厚みは30㎜です。


c0195909_15590162.jpg


大町の家の現場は着々と進行しています。



c0195909_16022905.jpg




by y-hikage | 2017-11-11 16:17 | 大町の家 | Comments(0)