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日日日影新聞 (nichi nichi hikage shinbun)

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2017年 04月 01日 ( 1 )

三渓園の天授院

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横浜市本牧にある三渓園には、

鎌倉に関係する建造物が二棟建っています。

ひとつは「天授院」。

もうひとつは「旧東慶寺仏殿」です。

三渓園は、明治時代の実業家・原三渓が

日本各地の建築を移築し、

建築が庭にちりばめられた庭園です。

これらの建物は

住宅、茶室、仏寺の本堂などさまざまです。

移築された建築は、原三渓が財力にまかせた

単なる趣味の世界で集めたものではなく、

旧地では存続がむずかしく、

消滅の危機に立たされている名建築を

救う思いがあったとされています

(僕の推測・・・)。

鎌倉から移築された

「天授院」と「旧東慶寺」も同様の物語の中で

原三渓の庭園によみがえったものだと思います。

〇 〇〇 〇

さて「天授院(てんじゅいん)」ですが、

もともと北鎌倉の

建長寺の塔頭・心平寺の地蔵堂で、

1651年(慶安四年)の建立とされています。

天授院という名称は、

原三渓の養祖父・善三郎の法号で、

天授院は原家の持仏堂の役割を担っていました。

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1651年建立の天授院は、

重要文化財に指定されています。


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by y-hikage | 2017-04-01 16:34 | 鎌倉の建築 | Comments(0)