都内の打合せの帰りに、
南青山のスパイラルガーデンで開催されている
「TimberizeTOKYO 2020 都市木造が2020年の東京を未来へつなげる。」 に行ってきました。
スパイラルガーデンは世界的な建築家の槇文彦氏の設計です。
槇文彦氏は、
現在の新国立競技場の計画に反対している素晴らしい建築家です。
この展覧会の主催は、
NPO法人 team Tinberize という団体です。
NPO法人 team Tinberize (ティンバライズと読みます)は、「木」を新しい素材として捉え、これまでの木造の伝統や慣習にとらわれることなく新しい可能性を模索し新技術や木造デザインを構築することで社会に広く提案することを目的としています。(設立の目的より抜粋)
僕なりに簡単に解釈すると、
大型建築までも含めて都市の建築を木造にしよう!ということ・・・
今回の展示は主に東京オリンピック2020の施設を
木造で建築するというものでした。
久しぶりにワクワクする展示でした。
あまりにも素晴らしい設計と模型の精度に驚き、
思わず会場のスタッフに
これらの建築は本当にできるんですか?
いやできてほしい!と言ってしまいました。
これらの建築が、東京オリンピックで完成したら、
日本の評価は、10倍以上、いや20倍以上あがることでしょう。
そして、新国立競技場も
優しい木造建築で完成したら、
どんなにか素晴らしいかと思ってしまいました。
写真撮影が自由でしたので、
その一部を説明なしで紹介いたします。
もちろん会場で実物を見たほうが
ワクワク度が全然ちがいます!
会場をあとにした僕は、
ぜひ!東京オリンピックの施設を木造で!
と心の中で叫びながら、
地下鉄に乗り込み北鎌倉の仕事場に帰りました。