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日日日影新聞 (nichi nichi hikage shinbun)

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吉村順三記念ギャラリーの「湘南茅ヶ崎の家」の見学会に参加しました。

先週の10月22日の土曜日、吉村順三記念ギャラリーが企画した「湘南茅ヶ崎の家」の見学会に参加することができました。見学は二度目ですが、また新しい発見を期待していきました。
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この家は1967年に完成し、住み手が変わるときに2008年に基本的な設計は変えずに改修されました。楕円形の暖炉の煙突が象徴的です。吉村順三の作品から共通して感じるのは、「浮かんでいるような軽快さ」です。水平線が強調された深い軒の出もその意図に寄与しているように思います。
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天井の高さ2540mmいっぱいの障子。いまでもスムーズに動くことに驚かされます。この障子は壁の中に引きこまられます。
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障子が引き込まれた様子。はめ殺しの大きなガラス面に対して可動部分のガラス戸の幅を小さくしてピクチャーウィンドウの効果を高めています。
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居間から2段のステップを上がった食卓。ゆったりと食事ができるように・・・。という吉村順三の心が伝わってきます。
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この家でおそらくもっとも好きな空間である1階の茶室。
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なんら特別な意匠や変わった材料を使用していないにも関わらず(いや本来あるべき姿だと思うのですが)、とても落ち着く空間なのです。吉村順三らしい場所だと思いました。
by y-hikage | 2011-10-24 10:20 | 吉村順三ギャラリー | Comments(0)
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