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日日日影新聞 (nichi nichi hikage shinbun)

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手のひらに太陽の家

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「手のひらに太陽の家プロジェクト」は、日本の森バイオマスネットワークが地域の行政や民間企業に提案し、実現に向けて全力で走っているプロジェクトです。持続可能な復興共生住宅モデルをつくる過程で、地元の木と自然素材で、地元の職人さんが作る家です。暑い、寒い、結露するなど居住環境の悪い従来の仮設住宅ではない復興住宅を建設することで、地域に雇用を生み、地域の経済を再生するプロジェクトです。
また「手のひらに太陽の家」は木質バイオマス燃料による暖房や太陽光発電など、自然エネルギーを積極的に利用する地球との共生住宅としての性格もっています。

日本の森バイオマスネットワークの会員として、「手のひらに太陽の家」の設計担当として思うことは、被災した家族が集まって住む大きな家族が太陽に向かって希望をもてるような、そして地域との人々との交流の場所となるような家にできたらいいと思います。もうひとつ大切に思うことは、深い悲しみを家族だけでみつめる居場所が必要ではないかと思うことです。その居場所は、木のぬくもりを感じる陽だまりと爽やかな風が流れる場所です。夜は縁側にすわり満天の星空を見上げて、子供たちがきれいな夢を見て気持ちいい朝を迎えることができる家にできればと思っています。
by y-hikage | 2011-05-06 11:10 | 手のひらに太陽の家 | Comments(0)
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