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日日日影新聞 (nichi nichi hikage shinbun)

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葉枯らしの山を見てまいりました。

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静岡県の天竜川流域の山に行きました。伐採された樹木が葉枯らしによって乾燥されている状態を見学するためです。
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天竜川流域の山には以前何度も行ったことがあります。ある住宅の構造材にするために、立ち木の状態の杉やヒノキや赤松を選定し、伐採した木に玉切りの位置をマークしたりしました。雪の中での作業もあり、丸太の上を歩きながら雪に滑って丸太から落ちそうになりとても怖い思いをしたことを思い出しました。
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今回見学する山は、間伐材を葉枯らし乾燥している状態でした。
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今回は「草深の家」の棟梁だった堺さんたちと見学に行きました。山の中に入り、いつにもまして熱く語る堺棟梁です。
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上に上にと昇っていく日影さんが遠くに見えます。
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山に行く途中に「瀬尻の段々茶園」というとても珍しい風景に出会いました。急勾配の山を石を積み狭い平場を造り茶畑としています。おそらくこの場所で採掘された石を積みながら造られた畑だと思います。理想的な材料の使い方です。この場所にしか生まれない風景です。
by y-hikage | 2010-03-01 08:57 | 森の中と町の中で | Comments(0)
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