米沢市で最上川の河川敷におりました。最上川は米沢市南端の西吾妻山中腹を源流としていると聞きました。米沢市、山形市、新庄市の盆地を貫流したあと、西側に流れを変え最上峡から出羽山地を横切り庄内平野の酒田港で日本海に流入します。
最上川上流河川敷のタンポポです。
上杉神社に行く途中に米沢ラーメンを注文しました。ちぢれた細麺の醤油味でした。割と美味しかったです。
木製サッシュの工場への待ち合わせ場所は上杉神社。神社の神門の美しい屋根に心打たれました。
打合せの夜は白布温泉(しらぶおんせん)で疲れを癒しました。白布温泉は米沢市の吾妻山北西部に位置し湯治湯として400年の歴史があると聞きました。最上川の源流よりほんのわずかですが西側にずれた場所です。翌日の朝、酒田に向かいました。以前から見てみたかった「土門拳記念館」を見るのが主な目的です。
「土門拳記念館」に立つ日影さん。中庭に右端に見える茶色の彫刻はイサムノグチの作品。土門拳と共に尊敬する芸術家だ。
酒田市内の本間家旧本邸に立ち寄りました。最も気に入った大旦那の部屋。家の奥にあるとても質素な部屋。天井が低く小さな空間であるが妙に落ち着ける場所でした。
本間家旧別荘「清遠閣」。連続する大きなガラス窓がとても印象的でした。薄い屋根の水平線と相まってとても近代的な建築に見えました。
酒田港を見ました。江戸時代は上米や紅花の輸送で賑わっていました。
庄内平野北端に鳥海山が見える。シルエットがとても美しい。
陸羽西線には 余目(あまるめ)駅で乗り換えます。この駅は最近有名になった「おくりびと」のワンシーンの撮影に使用されたそうです。大悟の妻の美香が故郷に帰るシーンでこのホームに立っていたそうです。残念ながら映画はまだ見ていません。
新庄に向かう陸羽西線の夕日。