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日日日影新聞 (nichi nichi hikage shinbun)

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旧和辻哲郎邸

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鎌倉の鶴岡八幡宮のすぐ西側に

旧和辻邸が建っています。

この住宅はもともと

神奈川県松田から移築され、

神奈川県大山のふもとに建っていた農家を

哲学者・和辻哲郎が1938年(昭和13年)に

東京都練馬区に移築したものです。

そして23年後この家を

映画製作者である川喜多長政・かしこ夫妻が

1961年(昭和36年)に

鎌倉のこの地に移築しました。

よってこの民家は3回移築されたことになります。

(日本の建築は移築できることが

素晴らしいと思います)

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当初の屋根は瓦葺きで

あったかどうかわかりませんが、

間取りは、

土間と食違い四間取りの平面をもつ

典型的な農家のかたちをしています。

瓦葺きの外観をみると、

書院風の和風建築のようですが、

それは和辻哲郎が

大きく手を入れた結果ではないかと

推測しています。

内部空間に入ると、

農家の間取りと骨格を生かした

上手な住まい方をしてきたことがわかります。

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旧和辻邸は、

鎌倉市の景観重要建造物に指定されています。



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# by y-hikage | 2017-03-23 13:07 | 鎌倉の建築 | Comments(0)